Ironman World Championship 2014

いよいよ本年のメインイベント、アイアンマンハワイです。ケアンズでスロット獲得後、夏場の酷暑で練習が十分にできないときもありましたが、その後にペースを取り戻し、調子は上々の状態でのぞむことができたと思います。故障等もなく、自分としてもいい結果を期待していました。当日は午前2時50分に起床。前夜はメラトニンを服用して午後8時半頃には就寝し、すっきりと目覚めることができました。前夜にABCで買ったラップや、お湯で戻す混ぜご飯、フルーツなどを食べて、仕上げに腹痛予防の正露丸。午前4時半前には最終登録会場に行き行列に並び(まだ10mくらいの列)、開始と同時に早々にボディマーキングとバイクへの補給食のセットを済ませてホテルの部屋に戻りました。しばらく部屋で休んだ後に、再度会場へ。緊張感が高まります。プロのスタートの後に水中へ。ウォーミングアップをしながらスタート位置まで移動。TYRの巨大な浮き付近の最前列近くでスタートを待ちました。

号砲とともにスタート。うまく集団を抜け出て、ほとんどバトルもなく泳ぎ始められました。でも、往路の中盤過ぎになると前に大きな集団ができてペースダウン。最初に飛ばし過ぎた人たちだと思うのですが、なんとか抜きながら前に出ます。折り返しを過ぎるとうねりが強くなったように感じられました。ハワイには珍しい感じ。フィニッシュに近づいてきたところで、陸上の間違った目標物を目指してたみたいでやや左にコースアウト気味(^^;) 慌てて戻りましたが、ちょっとロスしてしまったかも。ともあれ、特に大きな問題なくスイムフィニッシュ。1時間は軽く切ってるだろうと思ったら、全然遅くてびっくり(笑)。後から聞いたら、みんな遅かったみたいなんだけど。やはり今年は波やうねりが大きかったようです。

swim

急いでトランジッションを済ませてバイクスタート。最初の12km弱はコナの街を走ります。これがアップダウンの連続でめっちゃきついのですが、全体からみればごく短い区間なので、落ち着いてこなします。途中、田中さんがものすごい勢いで抜いていきましたが、あれについて行ったらオーバーペースになることは明らかだったので自重。

bike02

クイーンKに出てからは自分のペースをつかんで、着実に走ることができたと思います。ワイコロアビレッジのあたりからはかなり強烈な斜め前からの風が吹いてきて、バイクを斜めにしながら進みました。86mmのディープリムですが、横風への対応がやや心配でしたが、結果としては何ら問題ありませんでした。時折突風もありましたが、DHポジションのまま対応することができました。それよりも、このホイールの空力性能によるメリットの方がずっと大きかったように思います。

bike01

bike03

カワイハエを左折してクイーンKを離れると、しばらくは追い風になってスムーズに走ることができました。小刻みに表れるアップダウンも問題なくクリア。でも、ハヴィ前の長大なヒルクライムは例によって例のごとく向かい風(といっても、本当に強い年に比べるとややマシだったと思いますが)。でも、ここが向かい風なのは覚悟の上なので、しっかりと集中力を維持して上っていきました。途中で田中さんをパス。かなり苦しそう。

hawi

ハヴィを折り返してからはしばらく下り基調。風も追い風になって、一気にスピードアップ。ほぼずっとアウタートップ(55-11)に入れて、50km~60kmオーバーでぶっ飛んでいきました。時折横風もありましたが、DHポジションのまま余裕をもって乗り切れる程度で、突風というほどではありませんでした。このホイール、高速域での安定性がほんとにすごくて、安心して突っ込んでいけました。でも、カワイハエに近づいてくると、風はやや向かいはじめ、コースもアップダウンがきつくなってきます。カワイハエに向けた最後の上りもしっかり苦しんでクイーンKへ。

bike04

クイーンKに出てしばらくすると、強烈に追い風が吹いてきました。ずっと55km以上出てる感じ。「もしや、このままコナまで帰れるのか?」とスケベ根性が出てきた矢先、風はまた強い向かい風に…後で聞いたらみんなそう思ったらしい(笑)。人生、そううまくはいきません。空港を過ぎても風はなんとなく向かっていて、最後まできつい思いをしながらコナに帰還。うーん、なんだか脚を使ってしまったなぁ。

bike finish

暑さにもやられ気味で、脚にもだいぶダメージがあったので、ややじっくりとトランジッション。水分補給をしっかりして、サンスクリーンを体に塗りたくってからスタート。最初はキロ4分半を切るくらいで走りだせました。しかし、アリードライブの微妙なアップダウンがこたえてペースが上がりません。気温もかなり上がってきて、我慢の走りが続きます。折り返し手前では熱中症気味になってしばらく道路脇で休みました…ということでだいぶ苦しいレースになってしまいましたが、諦めるわけにはいかないので我慢の走りを続けました。みんなきついはずだもんね。

run01

コナに戻ってパラニロードを上り、クイーンKに出てからはややペースを取り戻しましたが、やはり調子はあまり上がらず、ナチュラルエナジーラボの手前でセイゴさんにパスされてしまいました。ナチュラルエナジーラボ内はかなりヘロヘロ状態でペースダウン。でも、そこで脚が回復してきたのか、クイーンKに出てからは俄然調子が出てきました。すれ違う日本人選手を見ていたら、僕の撃沈具合はまだマシな方だったかもね(笑)。だいぶ苦しんでる友達もちらほら。とにかく僕はコナに帰り着くまで頑張ろうと必死で走り続けました。

run02

どうにかこうにかコナに戻り、最後の力を振り絞ってフィニッシュ。10時間10分54秒。うーん、あかんですね。調子は上がっていたはずですが、肝心の今日に合わせられなかった感じで不完全燃焼です。最後にしっかりとまとめられたのは評価できるけど、目指していたタイムとの乖離はかなり大きいです。こんな結果に終わり、心はもう来年に向かっている感じ。冬場はしっかり走り込んで、ベースをしっかりと作って、来年は余裕でコナの表彰台に上れるよう、精進したいと思います。応援してくださったみなさんの期待に応えられず申し訳ないです。

after race

ともあれ、今シーズンは終了。今月いっぱいくらいはゆっくりして、リフレッシュしたいと思います!