Ironman 70.3 Auckland – Race Report

IM 70.3 Auckland

Ironman 70.3 Aucklandに出場してきました。昨年10月のIronman Hawaiiが不完全燃焼な結果に終わってしまい、そのレース翌日には申し込んだこの大会。この時期にレースに出場するのは初めてで、どこまで準備できるか不安もありましたが、トレーニングは比較的順調に積むことができて、仕上がりは順調と思っていました。ただ、年末に痛み始めた右のふくらはぎに不安が残る感じでした。これも、年始からは問題なく走れていて、なんとかもってくれるだろうという感触はありました。オークランドまでは11時間程度のフライト時間、時差は4時間ありますが、時差ボケはあまり感じられず、すぐに現地時間に適応することができました。気温も朝晩は肌寒いくらいで、日中も灼熱というほどでもない感じです。冬の日本からでも十分に対応可能な範囲かと思います。

前日には少しバイクに乗って、軽くランニングも。

IM 70.3 Auckland Pre-race Training

IM 70.3 Auckland Pre-race Training 02

Bike Check-in. 午後はさすがに気温が上がってきます。でも、本番ではレースは終わってる時間帯ですね。

IM 70.3 Auckland Bike Check-In

ということで、慌ただしく準備して当日を迎えました。午前3時に起床(スタートはウェーブスタートで自分は午前6時44分)、4時45分にホテルを出て徒歩で会場へ。スイムはスタート直前まで水に入ることができず、ウォーミングアップはあまりできません。水温は感覚的には20℃を少し切るくらいでしょうか。入った当初は冷たく感じますが、すぐ慣れるレベルです。そして、スタート。聞いてはいましたが、ニュージーランド人たちは最初からペースはかなり速いです。遅れないようについていきました。いいところにつけていましたが、力んでしまったのか、ウォーミングアップ不足なのか、後半の第3ターンあたりからはかなり苦しくなってしまいペースダウン。30分を少し切るタイムでスイムアップです。素早くトランジッションをこなしてバイクスタート。

IM 70.3 Auckland Bike01

IM 70.3 Auckland Bike02

バイクの前半は巨大なハーバーブリッジを渡って(上の写真のバックに写ってる橋で、かなりの坂です)、高速道路で北上し(後半に長い坂道あり)、高速道路を出た後は小刻みなアップダウンを含むコースを走って、再び高速道路で戻ってくるというもの(中心部に戻ってきた時点で42kmくらいだったと思います。)。道路状況は良好で基本的に高速コースですが、結構脚を使うタフなコースです。中心部は非常にテクニカル。カーブが連続するほか、路面状況もよくなくて、踏切の跡地(前後に石畳)や、路面電車の線路を横切ったりと、気をつかう場面が連続します。コースの下見は不可欠だと思います。

このコースはスイムアップから間もなくしてハーバーブリッジのアップダウンがあって、心拍数はいきなり上がります。放っておくとペースを乱しがちになりますが、タワータップのワット数を常にチェックして客観的な数値を確認して、オーバーペースにならないように注意していきました。データをみても、心拍は序盤はかなり上がってしまってますが、パワーは安定した数値を刻むことができました。

IM 70.3 Auckland Bike04

IM 70.3 Auckland Bike03

後半は南方面への2往復。これはほぼ平坦な海沿いのコースです。イージーなようですが、ずっと休むことなくこぎ続けるのも意外に脚にダメージがきます。ここでもパワーを確認して、アベレージパワーが下がってしまわないように集中力を維持していきました。今回はキルシュベルク・インクさんからご提供いただいたパワータップ付きのディスクホイール(HED社製)を後輪に使用しましたが、スピードの乗りが素晴らしくて、とても気に入りました。今回みたいなスピードコースには最適なホイールですね。

IM 70.3 Auckland Bike05

2往復を終えてバイクフィニッシュ。アベレージスピードは約36km/h。もうちょっといけた感は強かったですが、脚には余力が残っていて、スムーズにランに入ることができました。

Garmin data

IM 70.3 Auckland Run01

最初の1kmはキロ4分をちょい切るペースで入って、その後はキロ4分一桁〜10秒台で。でも、最初の折り返しを過ぎたあたりから右のアキレス腱からそのちょい上あたりに嫌な感じが。。。年末にも痛みが出たところです。なんとか持ってくれ〜と思いながら走りました。でも、9km前後あたりで一気に痛みがやってきました。「あぁ〜やってしまった」って感じです。なんとか痛みをこらえながら走りましたが、ペースは大幅にダウンです。フィニッシュ手前で折り返して2往復目へ。我慢して走っていたら、徐々に痛みを感じないようになって、ペースも4分10秒台に回復してきました。「これはこのままいけそう」と思ったのですが、最後の折り返し手前のエイドを過ぎたところで再び痛みが爆発。。。ここからはしばらく走っては止まる苦しいレースとなりました。歩いていくか。。。という気持ちも出てきましたが、少なくとも「マトモな」総合タイムでフィニッシュしようと、激痛に耐えながら最後までヨロヨロと走り続けました。

IM 70.3 Auckland Run02

IM 70.3 Auckland Run03

ということで、なんとかフィニッシュ。4時間43分。目標としていた4時間20分台からは大きく遅れてしまいましたが、最後まで集中力だけは維持することができました。もっとも、ふくらはぎのトラブルが発生した後半のペースダウンで、ランラップは1時間38分もかかってしまいました(キロ4分36秒平均)。

Garmin data

結果としてコナスロットには届かず、とても残念なレース結果となりましたが、最後まで諦めないレースができたし、なによりこの時期にレースができる状態にまで持ってこれたのは大きな収穫ですね。例年ならダラダラと飲んだくれている時期ですし(笑)。まずは脚の故障をしっかり治して、本格的なシーズンに向けて調子を上げていきたいと思います。次はフルアイアンマンのレースになると思うので、しっかりと距離をこなしていきたいと思います。

ともあれ、オークランドは本当にいい街でしたよ〜。レース翌日の朝に帰る強行軍でしたが、レース後はたっぷり飲んで、オークランドの夜を満喫しました♪ 時差も少ないし、空港も街から近いし、元プロの堀陽子さんがツアーを組んでくれるし、初めての海外アイアンマンという方にもとてもいいレースだと思いました。

IM 70.3 Auckland After Race