Ironman Cairns 2017

4年連続のアイアンマンケアンズです。2014年は9時間32分で3位になりましたが、2015年はメカトラブルに泣かされ、2016年は直前の肋骨骨折で、現地には行ったもののDNSと、ここ2年いいレースができていませんでした。なんとか悪い流れを断ち切ることが今回の出場の大きな目的です。

今大会に向けて、バイクは3月に1060km、4月に1300km、5月に1400kmと十分に走ってきて、フォーム改造をしたランも調子いいので、手応えはそれなりにありました。なお、この大会はAsia Pacific Championshipとして開催されています。

レース前夜はメラトニン飲んで19時40分頃には就寝。2時半頃に起床しました。おにぎりとバナナをしっかり食べて、バスでスイム会場のパーム・コーブに移動です。もちろん緊張感はありますが、すごく落ち着いていることが自覚できました。経験上、こういうときはよい結果が出ます。「いい感じだ」と自分に言い聞かせました。

25kmほど離れたパーム・コーブに到着し、バイクに補給食をセット(といっても、ボトルに入ったカーボショッツ10本分をケージに入れるだけ)して、タイヤに空気を入れてセッティング完了。めちゃ早く終わります(笑)。その後はビーチ沿いに座って、海の状態を確認したりしながら時間をつぶしました。結構海は荒れています。

IMケアンズのスイムスタートはローリングスタートで、4人ずつくらいが5秒おきくらいにどんどんスタートしていく方式です(人によってスタート時間が違う)。バトルが軽減されていいですね。スイムコースはちょっと沖に出た後、海岸線沿いに南下し、反時計回りに戻ってくるコース。ケアンズは南風の街で、海も基本的に南から北に海流があります。よって、往路はきつい…うねりも大きく、正直本気でやめちゃおうかと思ってしまいました。でも、ここまで来てそれもできないので、我慢して折り返すと、これがすーっと進むんですよね(笑)。前半に大きくロスをしてしまいましたが、1時間02分35秒でスイムアップ。いいタイムではないですが、あまり遅れなくてよかったです。

2017-06-14

バイクに入ると、弱い追い風を受けながら快調に1回目のポートダグラスまで北上して折り返し(約44km地点)。でも、折り返し近くになったら、追い風はやんで、内陸の方からの風を感じていました。案の定、戻りもそれほど向かい風を感じることなくスムーズに走ることができました。

バイクコースの一番のピークになるレックスルックアウト(南と北から、合計4回通ります)手前から始まるアップダウンも調子よくクリア。さらにレックスルックアウトからしばらく南下して折り返し、再度レックスルックアウトを越えて2度目のポートダグラスへ。やはりほぼ無風。今年は条件がいいようです。また、下りではVentumの空力性能が炸裂。GS Astutoのホイールと相まって、漕いでいる選手を漕がずにパスできちゃいます。

なお、今回から導入したインソールのSolestar(ソールスター)はかなりいい感じ。僕は踏み込んだときに踵が内側に曲がって、膝が内側に入ってしまう癖があるのですが、一発で矯正してくれて、まっすぐストンと踏み込めます。Lakeのシューズとの相性もよく、びっくりするほどのフィット感が得られます。ほんとおすすめです!

2017-06-14

2度目のポートダグラスを折り返すと、ケアンズまで約70kmを延々と南下します。例年はここで強い向かい風に苦しめられますが、今年は時々弱い向かい風はあったものの、おおむね穏やかな風で、とても走りやすかったです。

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ケアンズに帰還し、バイクタイムは4時間55分23秒(平均時速36.4 km/h)。去年のボルダーに続くサブ5で走りきることができました。と同時に、同カテゴリーで争うマウンテンバイクのオリンピアン・竹谷賢二選手にバイク終了時点で追いつかれず、想定したイメージどおりの展開となりました。

ラン(14km x 3周)に移ると、脚にはもちろん疲れは感じるものの、意外にテンポよく走れて、ペースはキロ4分10秒くらい。最後までこのペースで押し切れることはまずないんですが、アイアンマンのマラソンはどうやったって後半に落ち込むので、無理しない範囲で前半で貯金を作っておくことも重要だと思っています。

ということで、1周目はとてもいいペースでクリア。後続との差をみると、竹谷選手とは徐々に差が開いていきましたが、昔からの強豪の松下篤史くん、若手の今村圭孝くんがぐんぐん追い上げてきています。正直ランが強い2人には追いつかれてしまうかも…と思いましたが、いけるところまでは粘ろうとペースを維持していきました。

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最後の3周目に入るとほんとに脚がきつくなってきましたが、エイドで歩いて回復→次のエイドまでペース維持→エイドで歩くを繰り返していきました。きついときは、エイドで歩くのに躊躇しなくてもいいと思っています(特に後半)。走り続けてぶっ潰れるくらいなら、少し歩いて回復してしっかり走った方が経験上トータルでは速いです。そして、後続との差を見ると(ケアンズは折り返しが多く、差が確認しやすいんです)、今村くんは少し離れていき、松下くんともあまり詰まっていないことが分かりました。このままいけそう。

最後の折り返しを過ぎて、残りは4km弱。日本人トップであることは分かりましたが、果たして自分の順位がカテゴリーでどれほどかが全く分からず、不安はありましたが、とにかく最後まで踏ん張ってフィニッシュ。本当にきつい状況から自分をプッシュしていったので、相当に身体へのダメージが大きいレースとなりました。でも、フィニッシュしたときの達成感は本当に素晴らしいですね。だからやめられない(笑)。ランラップは3時間17分48秒。

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トータルは9時間24分01秒。自己ベストではないですが、好タイムで終えることができました。今回はひそかにカテゴリー優勝を狙っていたのですが、終わってみればなんとトップからは48秒差の3位…途中にこれが分かっていればもっと追い込めたんだけどなぁ。なんだか少しがっかり。

2017-06-18

でも、もちろんコナスロットは余裕で確保。ロングを始めてから初めて2年も空いてしまったアイアンマンハワイに復帰です。10月に向けてしっかり仕上げて、11回目のコナではまたいいレースをしたいと思います。

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